春それぞれ プチ博士探求心満載編


花冷えの園庭あそび。2才児みかん組の子ども達は、小さい春を発見したようです。

お話することが楽しい。たどたどしい会話が園庭に響きます。

 

「気持ちいいねぇ」「ひなたぼっこはいいね。」

 

「みんな、なにしてるのかなぁ。」と、

 

のんびりとまどろんでいる二人を背に・・・

「発見!んっ!!何だろう?これ?」

 

 

「どれ?あっミミズさんがカラカラになっているよ。かぜひいたのかな」

 

「ちょっと薬さがしてくるね!」

「どうしたの?」

 

「あのね、ミミズさんがかぜひいて寝てるの」

 

「この薬のませてあげようか」「うん、そうだね。」

 

 

ミミズの発見からミミズを心配する展開に心が温まります。


 

 

向こうでは、栗の木の下で、バーベキューで盛り上がっていると思ったら、虫の観察に真剣なプチ虫研究者たち!

 

 

ジーっ!とありの行動観察中

 

「アリさん、アリさん、ア~リ~さん出ておいで!こっち こっち」

 

その会話が聞こえたかのように桜の木の下でも

 

 「ありさんいるよ~! すっごいねぇ」

 

 

 

その声に、「なに?なに?なにがあったの?」とみんなが集まってきた!

 

「ここはね、ありさんのお家だよ。」

「へぇおおきいね」

  「いりぐちは、どこかなぁ」

「ここだよ」

「えーこっちじゃないの」

  「あれっ!なんか運んでるよ~」どれどれ・・・。

  「わぁ~~~~! すっご~~~~い!」

 

と盛り上がっているところに、

 

「さぁ、お昼ごはんだよ!」と保育士の声。

「ハーイ!あ~楽しかったね。ありさんも、ごはんたべるのかなぁ」

 

話はつきない・・。

 

それでも、ちゃんとくつも脱げるよ。

 

「くつの中に何かはいってる!」

「あっ!ありさんかなぁ!」

「それは、砂だよ~」

 

  まだ、あそびたかったねぇ。先生!またありさんのお家見ようね!


見えた世界と創造の世界が一緒になって、会話も成立!?

小さな発見を大切に。興味の芽が育つ瞬間・・心地よい時間